第62回 日本学生科学賞 岡山県審査会において、生命動物コースのアユ班が「ヤバい程アユが遡上しすぎる魚道の開発」で優秀賞を受賞し、10月27日(土)に岡山国際交流センター地下1階レセプションホールで表彰式がありました。先輩たちの研究成果を検証して改良点のヒントを見つけ、魚道や実験装置の詳細な条件設定に至った点が高く評価されました。今後は野外での実証実験が期待されています。この研究は中央予備審査(全国)に進出しており、エントリーを済ませ、結果を心待ちしています。メンバー達は「夏休みを返上して実験した甲斐があった。」「毎日実験と世話が大変ですが、皆で協力してアユを大切に飼育し、これからも研究を続けたい。」と喜んでいました。

この研究は、日本財団マリンチャレンジプログラムの支援を受けたものです。夏休み中である8月10日(金)に同プログラムに採択された中四国代表の12チームが集まって、愛媛大学 城北キャンパス メディアセンター 1F メディアホールで開かれた「マリンチャレンジプログラム2018 中国・四国大会」でも、本校アユ班は優秀賞の3チームに選ばれました。2019年3月10日(日)に全国の代表15チームが集まって東京都新宿区で開かれる全国大会への進出が決まっています。

また、12月に関東、関西、九州、東北の4か所で開催される中高生のための学会「サイエンスキャッスル」にて成果発表のブースが設けられ、全国大会に進出するチームの研究ポスターが掲示され、アユ班のポスターも掲示されます。