お知らせ

校外研修 理化学研究所を見学!

12月18日(火)、グローバルサイエンスコース1年生が、校外研修で神戸市のポートアイランドにある理化学研究所の生命機能科学研究センター(BDR:RIKEN Center for Biosystems Dynamics Research)と計算科学研究センター(R-CCS:RIKEN Center for Computational Science、スーパーコンピューター「京」)の見学に行きました。

理研BDRには70もの研究室があり、人が健康に生きていくための研究を細胞レベル、タンパク質レベル、遺伝子レベルで研究しています。透明な細胞の中ではたらくDNAやタンパク質をどのようにして見えるようにし、研究するのか。その反対で、中が透けておらず、見えない臓器の中をどうやって見えるようにし、研究するのか。若い女性研究者の方が、現在理研で行われている研究について分かり易く説明して下さいました。

講演の後には模擬実験室で実物を使って研究の説明を受け、展示室では加齢黄斑変性の治療に用いられている、iPS細胞で作られた網膜シートなどを見せて頂き、生徒たちは興味津々でした。
スーパーコンピューター「京」の見学では、6年経っても未だに世界で通用する性能を誇る技術の高さとプログラミング技術、そして、施設の大きさ、コンピュータの数や能力、電気代等といったスケールの大きさに驚きの連続でした。

最後にはたくさんの質問の手が挙がりました。来年の今頃には、ポスト「京」プロジェクトのために解体され、一部が展示のために残される以外は廃棄されるそうで、勿体ない気がしましたが、説明して下さった研究者の方から「8年前のスマホを使いますか?」と言われ、納得しました。
生徒からは「時間があっという間に過ぎた」、「もっと見たかった」、「すごく刺激になった」、「理研の研究者になりたい」等といった感想が寄せられました。

 

 

 

2018/12/20