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アーバンスポーツ部 創部決定!

アーバンスポーツ部 創部決定!

 岡山理科大学附属高等学校がBMX(バイシクル モトクロス)など行うアーバンスポーツ部を全国の高校で初めて設置することを決め、専用の室内大型パークを他の高校に先駆けて整備。5月10日、創部発表とパーク完成披露を行いました。
 同パークは広さ600平方㍍。カーブした高い壁面がある「カーブウオール」、尖った“山場”が特徴の「ファットスパイン」など、最近の国際大会トレンドの形状を備えています。BMXやスケートボード、インラインスケートに利用できます。
創部発表会・パークお披露目会には地元マスコミや学園関係者ら約50人が出席。田原誠校長が、BMXが五輪種目となり世界的に普及しているが、練習場がないことを指摘。「アーバンスポーツを盛り上げ、五輪選手、さらにメダリストを育てたい」とあいさつ。全日本フリースタイルBMX連盟(JFBF、岡山市)の出口智嗣理事長を同部ジェネラルマネージャーとし、委嘱状を手渡しました。
出口理事長は理大附高出身。自身が競技と勉強の両立に苦労したことなどに触れ「こんな施設が学校にできるとは、うれしくてびっくり。若い選手が世界を目指す環境が整った」と感謝しました。
東京五輪7位入賞で地元の大池水杜選手や高木聖雄選手(愛知県あま市)らBMXフリースタイルの国内トップ3選手がライディングを披露。自転車ごと後方宙返りするバックフリップ、ハンドルを持って空中で車体を一回転させるテールウイップといった大技を披露すると、出席者から歓声が上がりました。
本校は、全国からアーバンスポーツを目指す生徒を募り、来年4月の創部を予定。施設は全国の強化合宿などにも提供する予定です。

【パーク概要】
 JFBFの監修で完成した室内パークは、体育館のサブアリーナとして使用していた約600平方メートルのスペースに、15の飛び出し口がある八つのジャンプ台を設置しました。
すべて国際大会を意識した造りで、高さ180センチの台の上にそびえ立つ同270センチの壁「カーブウォール」など国内唯一の仕掛けもあります。

アーバンスポーツ部 創部決定!

アーバンスポーツ部 創部決定!

アーバンスポーツ部 創部決定!

2022/05/10